家相とは、その家に住む人の運勢がわかるとされている家の向きや間取りの事です。
どの方位にどんな部屋があるかによって吉凶を判断します。
家相の歴史はたいへん古く、起源を辿ると古代中国まで遡ります。
様々な学問・運命学によって成り立っており、日本では江戸時代中期~後期にかけて約200冊の家相書が刊行されています。
『家相は迷信』と思われがちですが、住む人に対しゆっくりじわじわとその力を及ぼします。ゆっくり静かに、しかし確実に影響することから別名【静の運命学】と言われています。家相は非常に奥が深く、一軒一軒の家族構成や生活パターンが異なるように、万人に共通する吉相はありません。しかし、万人に共通する凶相はあります。
万人に共通する凶相=最低でもおさえておきたいポイントです。
今回は家相の中でも特に重要視する『表鬼門と裏鬼門』を解説します。
古代中国から伝わる表鬼門・裏鬼門の話
●表鬼門(東北方位) |

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家相学では鬼門はとても大事な方位です。古くから災いを招く方位として忌み嫌われてきました。その歴史は古代中国にあります。かつて中国から見た東北には匈奴という騎馬民族が栄えていました。匈奴はたびたび中国に襲来し野蛮で残虐な行為を繰り返したので、中国の人々は彼らを非常に恐れていたのです。その匈奴が襲来する方向が東北だったので、表鬼門と言われるようになりました。
また東北は家相学の基本となる『陰陽五行説』から説くと『陰陽の気が入れ替わる重要な変化の方位』です。陰の気が衰え、陽の気がいよいよ勢力を発揮し、地上に草木が芽ぐむ力になります。したがって、この方位を犯すと自分の将来へ伸びるための力を駄目にしてしまい、活力や勢い・運勢を弱めてしまうのです。
新しい芽を育てる力のある方位なので、相続・跡継ぎの問題や一家の安定性を損ねる結果になります。この方位に玄関・トイレ・キッチン・お風呂等水回りがあるのはタブーとされています。 |
●裏鬼門(西南方位) |

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表鬼門の対沖(反対側)に位置するのが裏鬼門です。西南は台風や竜巻などの自然災害が発生する方位です。中国の人々は農作物をだめにしてしまうこうした自然災害を匈奴と同様に恐れました。また『陰陽五行説』から説くと、表があれば必ず裏がある(表裏一体)考えから表鬼門の反対を裏鬼門と呼んでいます。『母なる大地の作用があり、家庭・妻の方位』です。したがってこの方位を犯すと家庭運・特に女性、妻や母親の健康・精神状態、経済面に影響がでやすいとされています。
この方位に玄関・トイレ・キッチン・お風呂等の水回りがあるのはタブーとされています。 |
「マメ知識」 |

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昔話や絵本で「桃太郎」を読んだことがあると思います。
そこに出てくる鬼は架空の生き物ですが、鬼と言えば「牛の角に虎柄のパンツ」ですね。ではなぜ牛の角に虎柄のパンツを穿いているのでしょうか?
これは表鬼門(東北方面)に由来しています。家相学では表鬼門(東北)に特別の注意を払います。それは東北から鬼がやって来る(災いを呼ぶ)とされているからです。子、丑・・・の十二支を方位に当てはめると東北は艮(丑・寅)の方向と表現されます。牛(丑)の角に、虎(寅)のパンツ、これは私たちがしっている鬼の姿です。眼に見えない鬼の姿を具象化するとこのようなスタイルになったのではないかと言われています。 |